長期インターンは無理? 理系学生が研究とインターンを両立する方法とは?

本記事想定者

  • 理系の大学生や大学院生は長期インターンに参加できない?
  • 研究活動が忙しくてインターンに行きたいけど行けない。。。
  • 理系学生でもインターンに参加するためのアドバイスが欲しい。

本記事はこういったお悩みを解決します。

結論から言うと、忙しい理系学生でも、適切な調整をすれば長期インターンに行くことは十分可能です。

この記事では、具体的な調整方法の提案と参加が難しい際の代替案について私の体験も兼ねて提案していきます。。

この記事を書いている人

こつ ( X:@kotsublog )

  • バイオ系大学修士卒
  • インターンに10社以上参加
  • 現職:研究職
  • 社会人1年目
目次

理系学生は長期インターンに行けない?【結論、可能です】

理系学生は長期インターンに行けないんじゃないか…

このような印象をお持ちの方もいるかと思いますが、理系学生でもうまく学業と両立できれば長期インターンの参加は可能です。

実際に研究とインターンを両立させた事例

ある理系大学院生は、週に3日間、企業の長期インターンに参加しながら研究を進めました。この学生は、研究テーマが企業のプロジェクトと関連していたため、インターンの内容が研究に役立つこともあり、効率的に両立できました。時間管理が鍵となり、研究室の実験は朝早くから行い、午後はインターン先で働くスケジュールを設定。また、事前に教授と話し合い、インターン期間中の研究成果に柔軟な期待値を設定してもらうことで、研究とキャリア形成の両方を成功させました。

「インターンの選択」「教授(指導教員)と事前に相談しスケジュール調整する」この2点はポイント。これらがうまくできる方が長期インターン参加を可能できるといっても過言ではないです。

【魅力的です】インターンの価値とそれがキャリアに与える影響

  • 能力開発
  • 業界特有のスキルや知識を習得
  • 将来的なキャリアの選択肢の拡大
  • インターン参加企業からの直接内定獲得

長期インターンは、研究室で学んだ知識を実際の業界で応用する貴重な機会です。インターンを通じて、自身の能力開発に加え業界特有のスキルや知識を習得し、将来的なキャリアの選択肢を広げることができます。

実際、インターンで得た経験は履歴書の強力なアピールポイントとなり、就職活動で他の候補者との差別化が図れます。また、インターン先でのパフォーマンスが評価されると、その企業からの内定に直接つながることもあるため、キャリアに大きな影響を与える可能性があります。

特に長期インターンは、短期と比較し期間が長いからこそ他候補者との差別化やインターン先企業からの直接内定の可能性が高まります。

忙しい理系学生でもインターンに参加可能な方法

  • 日程調整:研究とのバランスを取る時間管理のコツ
  • 交渉:研究室の指導教員(教授)への交渉

①日程調整:研究とのバランスを取る時間管理のコツ

研究と長期インターンを両立させるためには、徹底した時間管理が必要です。まず、自分の1日のスケジュールを細かく分析し、インターンと研究の優先順位を明確にします。タスクを細分化し、集中すべき時間帯を決めて取り組むことで、効率的に進められます。

また、余裕を持ったスケジュールを立てることで、突発的なタスクにも対応できるようにするのがポイントです。定期的な進捗チェックを行い、自分の状況に合わせてスケジュールを柔軟に調整することも重要です。

②交渉:研究室の指導教員(教授)への交渉

インターンと研究を両立させるために、教授との早めのコミュニケーションが不可欠です。例えば、ある学生はインターン参加前に教授と相談し、インターン期間中の研究タスクを他のメンバーと分担する提案をしました。これにより、インターン中でも研究の進行を滞らせることなく、柔軟な対応が可能になりました。

また、インターンが研究に関連している場合、教授にその価値を説明し、研究活動の一環として認めてもらうことで、理解を得やすくなります。交渉の際は、事前に具体的な計画を示すことが効果的です。

長期インターンに行けない場合の代替案

  • 交渉したが、やはり研究の方が忙しく参加できそうにない..
  • 参加したい長期インターンではあるがどうしても厳しい…

日程調整&交渉を実施しても、スケジュールがどうしても合わない場合もあります、その際の代替案を紹介しますね。

代替案①:短期インターンや別の実務経験を積む

長期インターンが難しい場合、短期インターンやオンラインでの実務経験を検討するのも効果的です。短期インターンは学期の合間や研究の節目に参加しやすく、短期間で集中して実践的なスキルを習得できます。

また、オンラインでのプロジェクトやフリーランスの仕事に参加することで、場所や時間に縛られずに経験を積むことが可能です。これらの方法でも実務経験を得ることができ、キャリア形成に役立てることができます。

代替案②:研究内容に関連するインターンを選択

自分の研究テーマに関連する業界でのインターンやプロジェクトを選ぶことで、研究活動がキャリアにも直結しやすくなります。

また、研究成果を企業にアピールすることで、業界での認知度を高めることができます。さらに、学会発表や論文執筆などの研究実績を積みながら、インターンでの経験をキャリアに反映させることで、両立を成功させる戦略が可能です。

志望する職種によりますが、例えば研究職希望の方の場合、研究活動に時間を割くことこそ就活成功の鍵になります。

まとめ:長期インターンは努力と計画次第で実現可能

理系学生でも柔軟なアプローチでインターン経験を最大化する方法

理系学生でも、柔軟なアプローチを取ることでインターン経験を最大化できます。例えば、学期ごとのスケジュールや研究進行状況に応じてインターン参加のタイミングを調整したり、オンラインでの部分参加が可能なインターンを選ぶことで、負担を軽減できます。

また、インターンでの経験を研究に活かせるようにすることで、双方のシナジーを得られます。大切なのは、自分の状況に合わせた計画と柔軟な対応力を持つことです。

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