本記事想定者
- 理系大学院生って忙しい?
- 理系大学院生の1日ってどんな感じ?
本記事はこういったお悩みを解決します。
理系大学院生って講義の受講、修士研究、就職活動、アルバイト、研究室の雑務など忙しそう。。
私の経験上、大学院は忙しいと感じるかもしれませんが、振り返れば充実した大学院生活でしたよ。
この記事では、理系大学院生がどのように多忙な日々を過ごしているのか、そのスケジュールや対策について詳しく解説していきます。
– この記事を書いている人–
こつ ( X:@kotsublog )
- バイオ系大学修士卒
- 現職:研究職
- 社会人1年目
理系大学院生って忙しい?【結論、忙しい=充実した時間】
理系大学院が忙しいかは個々人の感覚によりますが、重要なのは『忙しい=充実した時間』と捉えること重要です。
平凡な日常よりも充実した時間を過ごすことは、個人的スキル向上や将来的な収入UPにもつながります。まず意思を大事にしてほしいですが、忙しいで避けるのはもったいないです。
前提として、大学院進学は目的を明確にすることが大切、例えば「〇〇の研究がしたい」「将来〇〇の商品開発に携わるために、研究スキルを身に付けたい」など。
重要なのはこれらマインドを持つこと
- 進学の選択はあなた自身の決断
- お金を払って進学 ⇨ 忙しくてもOK
- 大学院進学への時間投資は自分自身の未来のため(目的意識)
とはいえ、大学院生活といえどアルバイトや遊びなど学生生活を満喫できる期間にもなります。何より研究室仲間がいることも、忙しい環境を乗り越える存在にもなりますよ。
理系大学院生の忙しさの主な原因とは
理系大学院生が忙しいと感じる主な原因には、以下のようなものがあります。
- 講義の受講と課題
- 修士研究の負担
- 就職活動との勝率
1. 講義の受講と課題
大学院生は修士課程を修了するために、専門的な講義を受ける必要があります。これにはレポート作成や試験対策も含まれるため、授業以外の時間にも学習に費やす時間が必要です。特に学期末には、複数のレポート提出が重なることが多く、研究との両立が一層難しくなります。
2. 修士研究の負担
修士論文を作成するために、研究室での研究活動は不可欠です。実験やデータ分析に多くの時間を費やすほか、研究成果を学会で発表したり、論文を投稿する準備が必要なこともあります。特に学会発表前や論文締め切り前は、研究室に長時間滞在することが一般的です。
3. 就職活動との両立
就職活動は、理系大学院生にとって避けられない重要なステップです。特に修士2年目になると、就活と研究を並行して進める必要があります。自己分析、企業研究、エントリーシートの作成、インターンシップへの参加など、就活に関連する活動が多いため、時間的にも精神的にも負担が大きくなります。
理系大学院生の年間スケジュールとは
理系大学院生の忙しさは年間を通じて異なりますが、特に次のような時期に多忙を極めます。
修士1年目(4〜7月):講義と就活準備の両立
大学院に入学したばかりの1年目は、講義を受けながらも、夏に向けたインターンシップの準備を進める必要があります。さらに研究室配属後は、実験やデータ収集なども本格的に始まります。
夏休み(8〜9月):インターンシップ参加
夏休みは、企業が主催するインターンシップに参加する重要な時期です。この時期は、研究活動を中断してインターンに集中するか、研究とインターンの両方を並行して進めるかの選択を迫られることが多いです。
修士2年目(4月〜):就活と研究の並行
修士2年目に入ると、本格的な就職活動が始まります。特に理系の就職活動は早期化が進んでいるため、研究とのバランスを取るのが難しくなることがあります。
理系大学院生が直面するその他の課題
理系大学院生の忙しさは、講義や研究、就活だけにとどまりません。その他の課題としては以下のようなものがあります。
- TAや授業の手伝い
- アルバイトの両立
1. TAや授業の手伝い
大学院生は、時折教員の補佐や学部生の指導を任されることがあります。これには授業の準備やレポートの採点、さらには学部生の質問対応などが含まれ、時間が取られることもしばしばです。
2. アルバイトとの両立
生活費を稼ぐためにアルバイトをする大学院生も多いです。研究や授業の合間を縫って働くため、スケジュール管理が重要です。しかし、アルバイト時間が増えると、研究や就職活動への影響が出る可能性があるため、慎重なバランスが求められます。
個人的にアルバイトはおすすめです。なぜなら学生のうちに社会勉強をできるのはアルバイトの機会だから。培ったスキルや知識は社会人で役に立ちことを身に染みています。
忙しさを乗り越えるための時間管理術
理系大学院生がこの忙しさを乗り切るためには、効率的な時間管理が不可欠です。重要なのは、「タスクの優先順位をつける」「スケジュールを可視化する」ことです。
ポイント
01. 優先順位をつける
まず、重要度と期限に応じてタスクに優先順位をつけることが重要です。研究、就活、アルバイトなど、すべての活動に対して同じ時間を割くのは難しいため、その時期に最も重要なタスクに集中しましょう。
02. スケジュールを可視化する
月間や週間のスケジュールを可視化し、どのタスクにどれだけの時間を割くかを事前に計画することで、無駄な時間を減らすことができます。Googleカレンダーや手帳を使って、締め切りや重要なイベントを忘れないようにしましょう。
まとめ 忙しい理系大学院生が上手に生活を管理するためには?
理系大学院生は、講義、修士研究、就職活動、アルバイト、そして研究室の雑務など、非常に多忙なスケジュールをこなす必要があります。しかし、適切な時間管理や優先順位をつけることで、この忙しさを乗り越えることが可能です。特に、研究や就活のピーク時には、無理をせずに自分のペースを守りながら、着実に成果を上げていくことが大切です。
ポイント