【体験談】研究と就活の両立は難しい?無理なく成功させるための具体的アドバイス

本記事想定者

  • 研究と就活の両立は難しい?
  • 両立するための工夫、効率的な時間管理の方法が知りたい。
  • 実体験をもとに具体的なアドバイスや精神的なサポートが欲しい。

本記事はこういったお悩みを解決します。

結論、研究と就活を両立は可能です。難しさは誰しも痛感しますが、多くの学生が工夫を凝らしながら乗り越えています。私も研究活動を両立させながら乗り越え、現在は民間研究者として勤務しております。

本記事では、研究と就活を両立するための戦略・工夫の仕方について私の実体験も含め解説していきます。

この記事を書いている人

  • バイオ系大学修士卒
  • インターンに10社以上参加
  • 社会人1年目
  • 現職:研究職
目次

結論: 研究と就活は両立可能だが、工夫が必要

研究と就活を両立するのは決して簡単ではありません。しかし、多くの学生がこの難題に直面し、工夫を凝らしながら乗り越えています。結論から言うと、「両立は可能」です。ただし、それには戦略と工夫が必要です。この記事では、具体的な方法や実際の体験談を通じて、両立のコツを紹介します。

両立が可能である理由の簡潔な説明

研究と就活の両立は、計画的な時間管理と優先順位の設定により十分に可能です。実際、多くの先輩たちが工夫を凝らして両立を成功させています。

例えば、スケジュールを事前に立て、重要な研究タスクや就活イベントに合わせて柔軟に調整することで、双方を無理なく進めることができます。また、研究と就活のどちらかに集中すべき時期を見極め、それに応じたリソースの配分を行うことで、効率的に両方をこなすことが可能です。

私自身も修士論文に向け研究を取り組みながら、就活を両立させることができました。

両立が難しいと感じる人へメッセージ

研究と就活の両立が難しいと感じる人に対して、まず自分を追い詰めないことが大切です。両立に対する不安やストレスは自然なものですが、それを乗り越えるためには、自分に合ったペースで進めることを心がけましょう。

試行錯誤しながら、自分にとって最も効率的な方法を見つけることが成功への鍵です。

私は「就活:研究=50:50」といった時間配分をするのではなく、柔軟にスケジュール調整を実施して両立を実現しました。

研究内容によって就活の進め方は人それぞれ異なってくるでしょう。その中で意識する点を下記詳しく解説していきます。

また、周囲のサポートを積極的に活用し、必要なときには相談することをためらわないでください。あなた一人ではなく、同じように悩んでいる仲間もいることを忘れず、困難を共有しながら乗り越えていきましょう。自分の努力が必ず結果につながると信じて、ポジティブなマインドセットを持ち続けることが、両立を成功させるための大きな力になります。

成功のための基本戦略【私が意識したのは〇〇です】

  • 優先順位: 無理にどちらもこなさない
  • 必要なリソースやサポートを活用する
  • 短期的な目標設定と達成の積み重ね

① 優先順位: 無理にどちらもこなさない

大事なのは「無理にどちらもこなさない」ということ。これが私自身一番にアドバイスしたい事項です。理由は、無理にこなしても続かないですし悪影響を及ぼすだけだからです。

研究と就活の両立において、優先順位の付け方がポイント。まず、時期や状況に応じてどちらに集中すべきかを判断することが鍵となります。

たとえば、就活のピーク期間には研究の進行を少し緩め、面接や企業説明会に集中する時間を確保します。一方、研究の締め切りや重要な実験が控えている場合は、就活を一時的にセーブし、研究に全力を注ぐことが求められます。

また、どちらも同時に進める必要がある場合は、時間帯やタスクごとに優先順位を細かく設定し、効率よく進行できるよう調整しましょう。無理なく両立させるためのバランスを見つけることが大切です。

具体的なスケジュール管理のコツは下記で解説していきますね。

② 必要なリソースやサポートを活用する

研究と就活を両立させるためには、自分一人で全てを抱え込まず、周囲のリソースやサポートを積極的に活用することも成功の鍵です。大学のキャリアセンターでは、就活に関するアドバイスやサポートを受けることができ、研究室の指導教官には研究の進捗状況を報告し、適切な指導を受けることができます。

また、オンラインの就活支援サービスや、同じ境遇にある友人からの情報交換も非常に有益です。これらのサポートをうまく活用することで、自分の負担を軽減し、両立をよりスムーズに進めることが可能になります。周囲に助けを求めることをためらわず、リソースを最大限に活用することが重要です。

就活=「団体競技」。就活は個人で取り組むのではなく、いかに周囲を頼って進めていくが重要です。

特に理系学生の場合は、研究内容の確認など先輩や教授の方を頼ることはかなり重要ですし、これまた就活成功の鍵となります。

③ 短期的な目標設定と達成の積み重ね

研究と就活を両立する際には、短期的な目標を設定し、それを達成することでモチベーションを維持することが効果的です。具体的には以下の通り。

  • 今週中に特定の研究タスクを完了させる
  • 今月中に就活のエントリーシートを提出する
  • この実験の待ち時間を利用して〇〇企業の△△の項目を書き上げる

これにより、達成感を得ることで自信を高め、次のステップに進む活力が生まれます。また、目標を細かく設定することで、大きな課題も小分けにして取り組むことができ、プレッシャーを感じにくくなります。

【私が実践した】時間管理の具体的なテクニック

  • 就活の予定が詰まった日 ”就活の日” と制定する
  • 研究活動のゴールを把握し柔軟にスケジュールを組む
  • だらだら研究室に残らず場所を変更して就活の作業

就活の予定が詰まった日 ”就活の日” と制定する

まず “就活の日” という日を定めていました。研究室の決まりや教授との相談も必要な場合もあるかもしれませんが、かなりおすすめです。

具体的には、AMに対面のインターン、PMにオンライ型説明会があるような詰まったスケジュールの際、仮にPM研究室へ向かえるとしても向かわず就職活動の時間に割くといった感じです。

私自身は研究室にいる際は、やはり頭の中は研究の中でいっぱいいっぱいになることもあるので、就職活動中の脳に切り替えるために上記施策でメリハリをつけていました。

研究活動のゴールを把握し柔軟にスケジュールを組む

就職活動のスケジュールは変えることができないため、研究活動のスケジュールを柔軟に調整することがマストになります。いつまでに何の実験が必要で、いつまでに結果が必要なのかをきちんと把握してスケジュールを組みましょう。

私の研究グループでは2週間に一度Discussionの機会があり、その際に進捗状況・結果の報告を行なっておりました。そのため2週間の間で研究を柔軟に進め就活に取り組みました。

研究が忙しくなりそうな場合は、参加するインターンシップを優先順位を考慮したりするのも重要なポイントです。

だらだら研究室に残らず場所を変更して就活の作業

時間は有限。だからこそ、就職時期が重なる時期は効率よく進められる施策を施すことが重要です。私の場合、就職活動の脳に切り替えるため、やるべき研究が終了したらカフェなど場所を変更して就活の作業を実施しました。

友人や同期、後輩と研究室で雑談して交流するのも研究成果つの醍醐味ですが、就職活動の時期だけはメリハリをつけて行動することが経験上成功の鍵となります。

就職活動が終われば、楽しい研究室ライフを送れるので、この時期は辛抱です…! 頑張りましょう!

メンタルケアの重要性:無理しないでくださいね

両立の過程でのストレス管理方法

研究と就活を両立する過程では、多くのストレスが生じる可能性があります。これに対処するためには、まずストレスを感じた時に自分の状態を客観的に把握することが重要です。例えば、以下の通り。

  • 運動
  • 瞑想
  • 日々のタスクを細分化し、一度に取り組む量を減らす
  • 定期的にリラクゼーションを取り入れ、心身をリフレッシュさせる時間を確保する

研究が終わったら就活作業が重要と上記で述べましたが、私は時に就活仲間や研究の後輩とご飯や飲みに行ったりしてリフレッシュする時間も確保していました。

プレッシャーを感じた時の対処法

プレッシャーを感じた時には、まず深呼吸をして冷静さを取り戻すことが大切です。プレッシャーの原因を分析し、具体的な対策を考えることで、不安を軽減することができます。

例えば、就活での面接が近づいている場合、事前に練習を重ねて自信をつけることが効果的です。また、研究の締め切りが迫っている場合は、計画を再調整し、優先すべきタスクに集中することでプレッシャーを緩和できます。

過度なプレッシャーを感じた時は、無理せず休息を取ることも重要です。まずは自分に合った対処法を見つけましょう。

【大切】他人と比較しないでください。自分のペースを守ることが重要です。

他人と自分を比較することは、無用なストレスを生む原因となります。比較する必要はありません。なぜなら進む業界・職種によって就活スケジュールは異なるからです。

研究と就活の両立において、 ”自分のペースを守る” ことが最も重要です。各個人の進行速度や状況は異なるため、他の人と比べて焦る必要はありません。むしろ、自分の強みや弱みに合わせてペースを調整することが、結果的に両立を成功させる鍵となります。

たとえば、他人が早く内定を得たとしても、それに焦るのではなく、自分の研究や就活の進捗に満足できることを目指すべきです。自分自身に集中し、マイペースで取り組むことで、長期的に見てストレスを減らし、より良い成果を得ることができるでしょう。

まとめ: 自分に合った両立スタイルを見つけよう

研究と就活の両立を成功させるには、試行錯誤を繰り返しながら自分に合った方法を見つけることが重要です。最初から完璧なバランスを見つけるのは難しいため、小さな調整を繰り返し、何が自分にとって最適なスタイルなのかを模索していきましょう

その上で本記事の内容を参考にしてくださいね。研究活動と就職活動の成功を祈ります。応援しております!

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