本記事想定者
- 理系大学院生です。就活全落ち中です…
- 無い内定でこの状態を乗り切りたい…
本記事はこういったお悩みを解決します。
大学院在学中で、研究も忙しいのに就活も内定が無くとても厳しい状況です。。焦っています…
焦りますよね..。ですが大丈夫ですよ!焦りの原因は周りと比較しているからです。ご自身を見つめ直して、正しいやり方をするば内定つかみ取れます!
本記事では、理系院生が全落ちする理由と、その原因を克服する具体的な方法について解説します。就活で成功するための対策を理解し、無い内定(NNT)状態から抜け出すヒントを得ましょう。
– この記事を書いている人–
こつ ( X:@kotsublog )
- バイオ系大学修士卒
- 現職:研究職
- 社会人1年目
理系院生が就活で全落ちする理由とは?原因を徹底解説
- 研究に集中しすぎて企業選定や自己分析が不足
- 自己分析や企業研究の不足により魅力を伝えられない
- コミュニケーション能力による面接での印象の悪さ
- 就活遅れが全落ちの原因に
- メンタルヘルスの低下がパフォーマンスに影響
研究に集中しすぎて企業選定や自己分析が不足
多くの理系院生は研究に没頭するあまり、就職活動で企業の選定や自己分析に十分な時間を割けていないことがよくあります。自分の専門性を企業でどう活かすか、どの企業が自分に合うかを見極める作業は非常に重要です。しかし、研究優先の生活の中でそのような準備が疎かになると、企業とのマッチングが上手くいかず、結果的に全落ちしてしまうことが多いです。
「企業が求めている人物像」に焦点を当てることが就活を進める上でポイント。その上で、企業研究や自己分析はたっぷり時間を取る必要があります。
自己分析や企業研究の不足により魅力を伝えられない
繰り返しですが就活で重要なのは、自己分析と企業研究です。自分の強みや志望する業界・職種について深く理解していることで、エントリーシート(ES)や面接で自分の魅力を効果的に伝えることができます。しかし、研究ばかりに時間を割いてしまうと、こうした準備が不足し、企業側に適切にアピールできないことがあります。
コミュニケーション能力による面接での印象の悪さ
研究生活が長くなると、研究仲間以外と話す機会が減り、一般的なコミュニケーション能力が低下してしまうこともあります。特に、研究の成果や専門知識をわかりやすく説明するスキルが不足していると、面接官に対して自分の魅力を伝えるのが難しくなります。面接では、論理的でわかりやすい話し方が求められるため、普段から練習を重ねることが重要です。
就活スタートの遅れが全落ちの原因に
理系院生の場合、就活開始が遅れることも全落ちの原因になります。研究との両立が難しい中、就活のスケジュールに乗り遅れると、募集枠が埋まってしまったり、企業からの評価も低くなりがちです。修士1年の早い段階から計画的に準備を始めることで、時期に余裕を持った就活が可能になります。
メンタルヘルスの低下がパフォーマンスに影響
就活中のプレッシャーやストレスにより、自信を失ったり、不安感に襲われることもあります。このメンタルヘルスの低下は、面接でのパフォーマンスやエントリーシートの内容に影響を与えることが多く、結果として全落ちにつながることも少なくありません。適切にサポートを受けることで、精神的な負担を軽減し、安定した就活活動が可能になります。
「周りと比較しない」「落ちても、その企業は自分が入社してもきっと合わなかったんだろうな」個人的にはこのようなマインドを持つことが大切だと感じました。
ES落選率は80%と言われるなど、就活は上手くいかないことの方が当たり前です。気にせず、改善しながらポジティブに前へ進みましょう。
理系院生が無い内定(NNT)を防ぐための具体的な方法
- 業界研究と企業選定を徹底的に行う
- インターンシップに参加して実務経験を積む
- 研究と就活を両立するための時間管理を徹底する
- 就活エージェントを活用して効率的に活動する
- OB・OG訪問を通じて業界のリアルな情報を得る
業界研究と企業選定を徹底的に行う
理系院生として専門性を活かすためには、業界研究と企業選定が重要です。自分のスキルや知識が役立つ業界を特定し、企業研究を行うことで、選考におけるマッチング精度が上がり、内定獲得の可能性も高まります。また、選択肢を広げ、特定の業界や職種にこだわりすぎないことも、内定に近づくためのポイントです。
インターンシップに参加して実務経験を積む
インターンシップは、実際の業務を体験し、企業文化や業務内容を理解するための絶好の機会です。インターンを通じて自分の専門知識を実務に活かす経験が得られると同時に、企業側からの評価も高まります。早期選考のチャンスも得られるため、積極的に参加して就職活動に役立てましょう。
研究と就活を両立するための時間管理を徹底する
研究と就活を両立するには、効果的な時間管理が不可欠です。日々のスケジュールを見直し、計画的に時間を割り当てることで、無理なく両立が可能になります。スケジュール帳やタスク管理アプリを活用して、研究の合間に自己分析や企業研究の時間を確保しましょう。
スカウト型就活サイトを利用するのもおすすめ。会社側からアプローチ(オファー)してくれるので、研究に専念しながら効率的に就活を進めることができます。
就活エージェントを活用して効率的に活動する
理系院生向けの就活エージェントを利用することで、企業情報や選考対策を効率よく得ることができます。エージェントは、理系特有の悩みや不安を理解しているため、具体的で役立つアドバイスを提供してくれます。また、履歴書の添削や面接対策なども受けられるため、初めての就活に不安がある方にとっても有効なサポートです。
OB・OG訪問を通じて業界のリアルな情報を得る
OB・OG訪問を通じて、自分が志望する業界や職種で働く先輩方の話を聞くことが重要です。業界のリアルな情報や実際の業務内容、働く上でのやりがいなどを知ることで、自分に合った職場や業界を見つけやすくなります。ネット上の情報だけでなく、直接の情報収集も就活成功のカギです。
【経験談】10社以上落ちたのに、僕が研究職につけた理由
まず僕は研究職を目指し就活に励んでいましたが、10社以上に落とされました…。
とはいえ、今では新卒として研究職に就くことができました。その理由は大きく2つです。
- ESは”インパクト”と”一貫性”を意識
- 面接は”熱意”と”論理性”を意識
まず8割は落とされるとされるESについては、最も大事なのは「インパクト」と言っても過誤ではありません。「なんだろう!?」こんなふうに人事の方の印象を惹く一文を最初に持ってきましょう。
また面接では、面接官の方に「納得感」を与えてあげるのがポイントです。
「〇〇ができます」「△△を達成しました」これだけでは説得性がないです。納得感を与えるためには、理由づけと具体性を持たせて論理的に話す必要があります。
理系院生が就活で成功するための総まとめ
理系院生が就活で無い内定(NNT)や全落ちを避け、内定を勝ち取るためには、早期準備や自己分析の徹底、企業研究、インターンシップの参加などが重要です。さらに、エージェントやOB・OG訪問を活用してリアルな情報を得ることで、選考時に自信を持って臨めるようになります。
限られた時間の中で自分の強みをしっかりアピールし、理系院生としてのキャリアを切り開いていきましょう。