本記事想定者
- 就職活動のために研究室を一時的に休むのはあり?
- 休む際の適切な方法は?
本記事はこういったお悩みを抱える研究室での活動を行っている大学生・大学院生向けの記事です。
結論、就活と研究は両立は難しく ”研究室を休む” ことは手段としてありです。私も実際休みました。
この記事では、就職活動のために研究室を一時的に休むべきかどうか、そしてその際の適切な対応方法について大学院在学中に就職活動を経験した私が解説していきます。
– この記事を書いている人–
- バイオ系大学修士卒
- 正社員型派遣会社に就職
- 現職:研究職
- 社会人1年目
就活で研究室を休むのはあり?【相談して休みましょう。】
結論、研究室の教授もしくは先輩と相談して休みましょう。なぜなら、就活と研究の両立は難しく、あなた自身にあったやり方を模索する必要があるからです。
無理をして両立させると、体調を崩してしまったり悪影響を及ぼしかねません。
無理せず両立させることが重要。そのためにも相談して研究室を休むことが必要です。経験談として、私は(両方こなす日もありましたが)就活の日をしっかり作ることで ”就活モード” になることができこれが効果的に働きました。
就活と研究の両立の難しさ
けど、どうしても休めない。休みづらい。。
こんな感情を抱く方ももちろんいるはずです。理由として就活と研究の両立の難しさが挙げられ、具体的には以下2つが挙げられるでしょう。
- 就活と研究室の要求の違い
- 時間的・精神的な負担
就活と研究室の要求の違い
就職活動と研究室で求められるスキルや態度には大きな違いがあります。
研究室:専門知識の習得や実験の正確性、長期的な目標を持った探求心が重要視される。
就職活動:で短期間で多くの企業に対応する柔軟性や、自己PRのスキル、企業とのコミュニケーション能力が求められる
これらの異なる要求に同時に応えようとすることで、学生はしばしば混乱し、どちらかに十分な時間を割けないと感じてしまうことが少なくありません。
時間的・精神的な負担
就活と研究の両立は、時間的にも精神的にも大きな負担をもたらします。研究室での実験やデータ分析は時間がかかる上、結果を出すまでに何度も試行錯誤が必要なことが多いです。
その一方で、就職活動では企業説明会や面接に出向くために研究室を離れることが多く、スケジュール管理が難しくなります。また、企業選びや面接の準備に追われる精神的なプレッシャーも加わり、心身共に疲弊してしまう学生も多いです。このように、就活と研究室の両方でパフォーマンスを発揮しようとすることで、ストレスが積み重なるのは避けられません。
だからこそ、思い切って「研究室を休むことは」重要。ただ、休む上で周囲から “サボリ” であると誤解されないように休むことが重要です。
研究室を休むべきタイミングと注意点
例を挙げると、就活の初期段階であれば、情報収集やエントリー作業がメインのため、研究室を完全に休む必要はあまりありません。一方で、面接が増えてくる中盤から終盤にかけては、面接の日程調整が必要となり、研究時間を削らざるを得ないケースも多くなります。
就活のどの段階で休むことが合理的か
- 就活初期段階:ES作成、企業説明会、情報収集
- 就活中盤〜終盤:面接
休むタイミングとして合理的なのは、面接が多くなる就活中盤〜終盤です。初期段階のうちは研究室活動における実験の合間などを活用しデスクワークでこなしましょう。
あらかじめスケジュールを確認し、どこで就活が忙しくなるのかを把握することがポイント。それに合わせて研究活動を進めましょう。
研究の進捗と教授とのコミュニケーション
休む上で教授など指導教員とのコミュニケーションをまめに取ることは必要不可欠です。早い段階で「どのような業界・職種に進むのか」、「どの時期に就職活動に力を入れていきたいか」伝えておきましょう。
研究室の場合、例えばdiscusionなど決まったスケジュールで教授とコミュニケーションをとる機会があるかと思います。そういった機会などでお話ししてみましょう。
就活を効率的に進めるためのアドバイス
一番重要なのはスケジュールの確認と把握です。その上でポイントは以下の通り。
- 就職活動におけるすべての〆切
- 研究活動における発表日や〆切、イベント
これらをあたな自身にあったやり方で、把握するのが最も重要。そのあとで、早めに指導教員と相談を進めましょう。
〆切から逆算していく力が大切です。例えば、「○/△までにESを出したいから○/△までに自己分析を終わらせる。」といった感じです。
さらにオンライン説明会や面接を積極的に活用し、移動時間を削減するのも有効な方法です。研究室での時間を効率化し、重要な業務に集中することで、就活と研究をバランスよく進めることができます。
まとめ:就活と研究の両立は計画性が重要。【研究室休む=手段】
結論として、就活と研究の両立は非常に難しいものの、計画的かつ誠実な対応によって可能です。その上で研究室を休むのは手段としてありです。
就活が進むにつれて、研究に費やせる時間は減少することが避けられませんが、事前に教授や研究メンバーに事情を説明し、スケジュールを調整することで両立の道が見えてきます。
就活は一時的なものでありながら将来のキャリアに大きく影響を与えるでの、研究室を一時的に休むことも合理的な選択肢です。ぜひ自分のために有意義な時間の使い方をしてくださいね。就活応援しております!